僕だけがどくどくしている? きっと死ぬまでどくどくしている 人混み掻き分けて行き着いた ここはどうやら 出突っ張りの舞台の上 開演前のブザーが かすかに流れている 心の内側 根を生やした ハイブリッドの 騒めきに熱が出そうだ 出番を急かす鼓動が あなたにもわかるかい? どれも綺麗に見えるから恐ろしいの 走馬灯みたいなライトの下 大声出して重荷を背負って 痺れた両足で立ってさ 僕だけがどくどくしている? It’s so TOXIC トキメキさえ満点 あなたこそどくどくしている 嘘をついている 期待に汗を浮かべ 閉じた幕の向こうで やっと目を覚ました 奇跡を僕らが歌うから きっと死ぬまでどくどくしている 人混み抜け出して見つけたんだよ 街の隅で汚れていた透明な覚悟を 借り物の正しさなど 今はもう欲しくない 「信じて失くしてしまうのが 恐ろしい」と 呪いを背負ったあなたの手を ちゃんと掴んで連れ出すよ ねえ 寂しそうな顔しないでさ さあ 僕だけがどくどくしている? It’s so TOXIC トキメキさえ満点 流行り出す独特な気分 癖になっていく 期待に汗を浮かべ 僕たちはどくどくしている キリがない 孤独じゃない 涙が出そうだ 僕だけじゃない あなただけじゃない 誰も損ねない愛を持って 閉じた幕の向こうで やっと目を覚ました 奇跡を僕らが歌うから きっと死ぬまで さあ 幕が開いた きっと死ぬまでどくどくしている