きっとどこかで 初めましてが「さよなら」昔 俺を救った彼はもうこの世には 居ない あれから進むと忘れてくのが怖い そんな俺がお前に言いたい なぁあの日の8小節は、 まだポッケには入ってるか? 「成りたかった自分」は、 「今の自分」か? 教室の隅で書いていた歌詞 夢に大きいも小さいも無い 世界は俺回りで回る物語 それなのに現実は上手く行かない 「ラッパーです」 と答えれば笑われるバイト先 オーガナイザーが俺の曲を知らない もう歌う事を辞めちまった兄貴 生き別れた友にもまだ会えてない。 でも、 きっとどこかで きっとどこかで 想いは風になって 想いは風になって きっとどこかで 誰かを想って きっとどこかで 誰かに想われて 人を知ってまた街を知る 人の為にただ人は生きる 小さな島が真ん中の地図 変わりゆく都会を横目に見る でも今東京も悪くないぜ そう思えるのは人のお陰 「人」と「心」動かす種 それは「人」と「心」だけ 都会も田舎も結局人次第で せめて隣の人くらい守りたいぜ 俺も少しだけ変わったのかな “海が無ければ、”って少し思った 果てがないのに時折夢をちらつかせ てくる人生や 一日限りの運勢やどうにも 抵抗出来ない運命みたいなものを 一緒くたに抱えてる いつか終わりが来るって 分かっていても きっとどこかで きっとどこかで 想いは風になって 想いは風になって きっとどこかで 誰かを想って きっとどこかで 誰かに想われて