Track byKOTORI
少し乾いた夏の風が 2番ホームを突き抜けて 何気無く聴いてた音楽を止めて 人混みの中立ち止まる 君の匂い 君の声を探しても もうどこにもないよ 離さないように 離れないように 袖をつかむ小さな手を 離さない 離したくないから 僕の手も君を強く引っ張って あの日聴いてた音楽は いつの間にか 聴かなくなってしまって あの日使っていたシャンプーも いつの間にか なくなってしまったよ 僕の右手と 君の左手 重なり合って強くなった日 髪を乾かす 君の匂いが 僕を少し幸せにしたんだ 忘れていくんだ