トーチライトが 送り火みたいに輝く。 大量の 狂った端末たちのお出ましさ。 シートベルトに染み付いた 僕らのYES or NO それはすぐエンジンの音に かき消されるのだった あぁ 今宵は生きれいるふりで、 あいつを起こしてみたい。 あぁ 何かの間違えだったと 信じ込ませて欲しい。 ヴァーラインは いつでも僕らに優しい。 それはすぐエンジンの音を 塗り替えていくのだ。 あぁ こよいはかぼちゃの馬車を 探しにいくのもいいね。 あぁ 密かな欲望を背に 操縦桿を握る。 誰も聞こえない声で、 誰も分からないようにして、 1、2、3、4 「我ら賽は投げられた!」 ねむり姫、よだれを垂らしていた。 いま行くからね!