沈む夕方の公園は 子供も居なくなって 古いアパートの自販機には 灯りが灯り始める 私はどうして 1人ぼっちで みんなみたいに なれないんだろう 街は夜に向けて 深く碧く 染まっていく 私を置いて 今日、 百年の流星を 一人で見ていた ランドセルだらけの少年は ヘラヘラ笑ってみせて 同じクラスの人気者は ずっと先で戯れていた 私はどうして ずっと我慢して みんなを大事に してたんだろう 街は朝に向けて 白く淡く 霞んでいく 知らん顔で もう、 百年の流星は 二度と 見れない 濡れた窓を開けて叫んでみても 声にならなくて 私、聞こえるよね? 見えるよね? 街は夜に向けて 深く碧く 染まってく 私を置いて 今日、 百年の流星を 一人で見ていた