遠く行こうぜ今日は この道の先へ 海が見える 賑わうバス停 遠い夕暮れ どこまでも行ける 入道雲ひとつ あの島の真上 陸へ伸びる 青い潮風 泳ぐ道の上 ふっと立ち止まる ずっと眺めていた 雲が変わっていった あの島の先では 一体何があるのか さざなみ 揺れる浜辺 陽だまりに かざした腕 坂道 先を目指せ 遠く見える小さな船 進め彼方の島の果て 知らない言葉を聞くまで 熱波のような南風 胸が躍る歌を歌え 遠く霞む街の眺め 飛び立つ鳥の影を追え 服に模様描く水しぶき 濡れた裾にも気付かずに 口笛 陽気にふかす砂の上 渚へ 傾いた日が落ちるまで