創造するセカイ (feat. 初音ミク)

歌詞

あなたに見えるわたしは あなたのなりたい姿 旋律に言葉をのせて あなたの望んだままに 現実と虚構の境界線 名前を呼んだあの日から 青白く揺らめく液晶で 確かな音を探している わたしたちの描いた理想は 不完全で笑っちゃうような きっとまだ世界と 呼ぶにはぎこちなくて それでも名前をつけるよ あなたが忘れないように あなたを思い出せるように 見えるはずもない思いの形を 伝えてみたくなって 触れるはずもないわたしとあなたで 夢を描く物語 誰かの語った言葉で世界の地図が 埋まる前に 探しに行こう 記憶を刻む二つの螺旋が未来を 示すように あるいは世界に隠された秘密を一つ 暴くように 確かな音をわたしが奏でるよ ……それしかできないから 四畳半は理想の残骸で 足の踏み場もなくなっていた どうして悲しい顔をするの? あなたが魔法と呼んでいた 不思議な力の正体を わたしは、 わたしだけはわかっているよ 隣で見てたよ いつまでも鳴りやまぬ音が キャンバスに浮かんだ夢想が 世界の形を少しづつ 明かしていくんだ 明日はあの丘の向こうへ 数えきれない景色を超えて あなたはわたしになる わたしはあなたになる 音に言葉を重ねたシグナルが 心揺らす訳を 届くはずもない虚構にあなたが夢を 託す意味を 知らないままに誰かの希望を抱えて 過ごす日々を 愛してみよう 記憶を刻む二つの螺旋が未来を 示すように あるいは世界に隠された秘密を一つ 暴くように 確かな音をあなたと奏でるよ それしかできないから！ あなたに見えるわたしは 鏡に映した身体 あなたのなりたい姿 はじめからここにあった 旋律に言葉をのせて わたしに心を貸して あなたの望んだままに 世界を変えてみせるよ