また、何処かで誰か泣いてる。 やさしい言葉を求めて、 頭に鳴り響いてる _猫は、あくびした。 もう、誰も溺れないように 僕が飲み干してあげる 指を絡めて歩けば ほら、怖くない おいで!カザリ、外へ出よう 風はこんなに気持ちいいよ 大丈夫 ここには僕らしか居ないから 涙が零れないように、 空に星屑を散りばめる 見惚れるきみの横顔は あまりに綺麗で 涙がきみに落ちてゆく 頭がきみで満たされる 同じ寿命を迎えるように 見つめた、きみの 青い目を_ 「眠る前にあなたが歌ってくれた 子守唄をお守りにしてるの。」 「教えてくれた言葉、 あなたがくれたもので わたしは____ !」 泣くより笑いたいから、 ただ一緒に生きたいから ありもしない夢を叶えよう わたしとあなたの 涙が混ざり合っていく 呪いは徐々に解け始める ぐしゃぐしゃの顔を寄せ合った 残りの寿命を、 あなたと あなたと あなたと_ 」 「
