溢れる色に私は目をふさぐ ここにはもう音のない空だけで 心の海にはあなたの 声が響いていたの 鮮やかな夕空に 染め上げた優しいメロディー その空へ飛べるように 羽根を集めて 夜明けまで 泳いでゆこう この世界から光をなくしても あなたの宇宙(そら)に 私を鳴らすから 降り注ぐ偽りや雨 過去に変わってゆくように 始まりはこんなにも 柔らかな陽射しの下で どうかずっと傍にいてよ そう願った あの星空に 歩き出すその向こうに 溶け出した一つの意味は いつまでも変わらないと 思えてた あの日の夢を 泳いでゆこう