光は終わりを照らしていた 僕には眩しすぎた どこにも永遠はなくても いつかは重なる気がしたんだ。 変わりだした世界は 君の声や香りを残したまま ただ僕らは同じように 冬の日の幻を愛していた。 (あの時描いた) 夢はやがて何もないように 僕の手のひらの中 (未来は雪のように) 融けてゆくから 透き通る指の先 色褪せた傷跡は 消せないまま ただ僕らは気付いていたんだ 冬の日の幻を見ていたこと。 (あの日も流した) 想いだしてみた言葉は 残酷にこの胸を (涙はいつまでも) 焦がしてゆくよ 見えなくても・・・ 忘れたくても・・・