ラムネをかじれば夢の味がした 「あたしたちこれからも がんばっていこうね」なんて 笑って言ったあの日 窓枠に座って手のひらに 転がした夢を選ぶときは いつでも青空が味方だった もし君が知らない街の隅で 一人きりで泣いてるなら ブレザーがスーツになっても あたしのことを呼んでみてよ ラムネをかじれば夢の味がした 手を突っ込めば 何でも掴みとれたあの日 歯応えない愛なんて 歌ったりしないで 奇跡を起こすために あたしたちは 明日も笑うことができる 広げる手のひらに 今は何も転がらないかも 次の電車が気になって 口さみしい毎日だ 誰かと解釈違いの人生 「大人」かもしれないけれど 今でも待ち続けるのは パレードみたいな色の熱 紙飛行機にしたあの日の未来図が 指してる「今」に ちゃんと向かうことができる いくつ折り目がついても 風向きが変わっても 歌う先に見えるものだけは あの日と同じまま何も変わらないよ もし君が知らない街の隅で 一人きりで泣いてるなら ラムネを一口かじって あたしのことを呼んでみてよ ラムネをかじれば夢の味がした 手を突っ込めば 何でも掴みとれたあの日 歯応えない愛なんて 歌ったりしないで 奇跡を起こすために あたしたちは 明日も笑うことができる