死にたいと思いながら朝ごはん 食べる ネクタイ ずれないようにきゅっと首元 眠たい顔しながら 満員電車ゆらゆらゆら 到来、 眩しい太陽は今日もあいつばかり 照らす いつも笑顔で 素知らぬ顔で いたいから泣いたりするわけなくて いつも笑顔で いれるわけなくて 痛いのは泣かないでいた証拠 もうできない、って言いたくない もうやめたい、って思いたくない もうそれで、って 言っちゃいたいけど 首元のネクタイが囁く 「休憩時間はとうに終わり」 何を思いながら朝ごはん食べる? ネクタイ 結ぶのが上手くなったところで 根深いあいつが 指をさしてきたらぐらぐらぐら 切ない夜だけ 数えるのはもうやめた、 はずなのに、なあ 在りたいと思いながら冷蔵庫あさる ネクタイ、明日も結ぶ、 きゅっと首元 手づかみした言葉が 膨らんできてぶらぶらぶら 愛づらいこの両目を何度もまた 閉じて開けて 何を思いながら朝ごはん食べる? ネクタイ 結ぶのが上手くなったところで 根深いあいつが 指をさしてきたらぐらぐらぐら 切ない夜だけ 数えるのはもうやめた、 はずなのに、なあ