たとえば君が光に向かって 歩いているとしよう 君の影はますます濃くなって いよいよ背中も見えなくなるだろう さぁ行こうか 君を呼ぶ声を聞いたよ 近くで遠くで さぁ行こうか 君の日々に落ちた影の 微かな美しさに気づけたなら 悲しみのその先へ 波打つ君の心はいつしか 色すら失くしてしまう 君はそれを静かに眺めて いよいよ何にも感じなくなっていた 最低な今日が 終わるのを待ってた 近くで遠くで その痛みが 君の優しさだというなら 優しくなれなくてもいい 傷だらけの 悲しみのその先へ 眼を開けて 顔を上げて見てごらんよ 溢れる光を さぁ行こうか 君を呼ぶ声を聞いたよ 近くで遠くで さぁ行こうか 君の片足が浮いたなら 光の先へ