窓から見える偉そうな季節 これを楽しめる今日は良い日です 寂れた私鉄乗って街出る 生きた心地する 君がしゃがんで吸うラキスト 同じ銘柄を選ぶあいつも 今頃風に吹かれてサイズの 大きめなフーディを揺らしてそう 全然趣味じゃ無いOasisも 音楽オタクとして恥じぬよう 有名なアルバムを齧るよ 今更聴いてみても味すんのかな 誰かしらここで笑っていた そんなことさえ気付けない僕は きっと余裕がないんだね でも誰のせいでもない じゃあこの世界が悪いせいだ いやそれにしてはかなり綺麗だ 巫山戯てるよな とりあえずは生きてみようか たまに一人ぼっち 急ぐように死に向かう 思い通りに行かない時こそ 人傷つけない We gotta break 気が向いた時に進めばいい 本当はさ ゆっくり寝ていたいとこをさ 窮屈な服着て 僕なりにこなしているから この休みは誰にも邪魔させない ちょっと難しいけど Mieko Kawakami の長編小説 『すべて真夜中の恋人たち』 を読んで 僕の歌詞もどうせ 校正し損ねてることに 気がつかされたんだ 誰かしらここで笑っていた そんなことさえ気付けない僕は きっと余裕がないんだね でも誰のせいでもない じゃあこの世界が悪いせいだ いやそれにしてはかなり綺麗だ 巫山戯てるよな とりあえずは生きてみようか