なぜか浮かんで来たのは 見たこともない 田舎の風景 足の下には堅くて 冷たい 昔からなじんだ アスファルトが 月に 照らされてる 揺れる稲穂と 赤と黒のランドセルが今 並ぶ 笑顔で手を振る 白い割烹着の夕暮れ時 笑う 息を切らして 走り続けてる とまらない電車の窓の外 見たこともない 田園風景 なぜか懐かしさが こぼれた <♪> ふと目覚めれば 空しくも 跡形もなくのしかかる 喧噪 足の下には堅くて 冷たい 色とりどりに輝いた アスファルトが ライトに 照らされてる 揺れるネオンに 赤と黒の欲望が渦巻く 都会で 僕は何をすればいい あの子はなぜ笑っているの 一人で 息を切らして 走り続けてる 止まらない電車の窓の外 見たこともない 田園風景 なぜか懐かしさが こぼれた <♪>