僕にできることは たぶんそう多くない そんな僕も君の 為にならば何でもする 小さな君の手が 僕の指を握ったとき この世で何よりも 大事な物手に入れたから 初めて話した 初めて歩いた 初めて自転車に乗った 君が少しずつ大人になるたび 僕は嬉しくもあり 寂しくもあったよ どんな言葉で この気持ち伝えれば 良いか分からない ありきたりだけれど 僕たちの家族として 生まれてくれて ありがとう もう君は僕よりも 背も高いし力もある けど僕は君想う それが僕の幸せだから 多分君はもう 一人で歩ける 僕にも分かってるけれど 君がとうに巣立ち 大人になってても 僕はいつの時でも 君の父だから どれだけ日々が 流れてもどこにいても 決して変わらない 僕のこの心は 君だけを見つめている いつまででも 永久に 僕の言葉は いつだって足りなくて 伝えきれない ありがとうくらいしか 今の僕に言える事は 見つからない いつか僕らの この命風になって また生まれるなら もう一度家族に その時はきっとまた 家族として 生きよう