<♪> 咲く花はいつしか 散りゆく運命あり 限りある命を美しく燃やす 人は花の如き 限りある空蝉を うぬが生きる意味を探し迷い歩く 時は流れる 変わらぬものなど この世にはなにもない 出会い別れて 生まれ滅びる そしていつか 生まれ変わる 色は匂えど散りぬるを わが世誰ぞ常ならん 有為の奥山今日越えて 浅き夢みじ酔いもせず やがてこの体も 風に帰るときがくる せめて許された今を 君への愛に生きる 無限に続く 時の輪の中 一瞬のこの命 塵ほどのこの 命に意味を くれし君の名を叫びたい 色は匂いて散り行きて いつぞまた咲き誇る 有為の奥山今日越えて かの地夢みつてきまわる <♪> 天地の別れしその時より 流るる川の水も 海から空へそしてまた地へ とこしがえりくりかえす 色は匂えど散りぬるを わが世誰ぞ常ならん 有為の奥山今日越えて 浅き夢見じ酔いもせず 色は匂いて散り行きて いつぞまた咲き誇る 有為の奥山今日越えて かの日夢みつてきまわる