冷たい床に 頬を押しつけ 痩せた目で 失望の夜を過ごした 全て 無意味になったような気がした 大切な人まで 愛せぬほど やがて朝が生まれ 両手拡げてみた ふっと力抜けば ほらこんなに やすらぎ呼ぶ 遣う景色広がってきた 迷わずに 優しくなれる気がした 大地の鼓動に合わせ 触れ合って 微笑み交わしてみたら こんなにも 人達(ひと)は優しい 激しすぎる 生き方をしてきた 夢さえも つきたと思える程 やがて 過去と呼べる どんなつらい日々も 時が過ぎてみたらほらこんなに やり残した夢の続き 広がってきた 迷わずに 優しくなれる気がした 自然の呼吸に合わせ 知り合って 喜びわかちあえたら こんなにも 人達は優しい 人達は優しい