光化学スモッグに 時折目を細めていた ジャングル・ジムの上で 夕焼けの空をにらんだ チャイムが鳴ると俺等は ブラックボードにかじりつく 解けない問題がよくある ノートに刻まれる事じゃなく 反発は決して許されず 夢を語る暇もなく 同じ道を歩けば つまづきはしないけど この町に居ても 方程式のまま流されそう 俺はこの町で 本当の事が知りたかった <♪> 人は誰でも各々(それぞれ)の 道を歩き大人になる この町の工業地帯に 背を向け俺は逃げ出した こたえられぬ快感は 3ケ月ともたなかった 描いてた夢はもろく 人の波に溺れていった 明日があればいいのかい? 冷たく閉ざされてても 同じ服を着ていれば 風には吹かれないけど あの川は今も おだやかに流れ続けてるのか 俺はあの町で 本当の事が知りたかった <♪> 変わり果てた愛の中で 光の泡がはじけた 同じものを欲しがるから パンクしてあたり前さ 帰れはしないけど この唄がどうか届けばいい 俺はこの都会で 本当の事が見付かるとは思わない