感情を赦して 放って 刹那に証明を 君は「間違えてなかった」 なんて言葉で 夢想を模ろうとして 零れ落ちた劣等を知らない 一度でも輝いてしまったあの青に 溶け出した虚勢で色取る 偽物に言い訳を付けたかっただけだ 才能 覚悟 価値 あるはずもない どうしようもない 情けないかもしれない それでも 僕がここで息を紡いでいる事実を どうか受け取ってくれないか 応えてくれないか 感情を赦して 放って 衝撃で繋ぐ 手を伸ばして 照らして 聞かせてくれ この音に 刹那に証明を 褪める無完成を依ったまま ただただ 進む 悴んだ心音で彩が翳んで 惨めと気付いてしまった 後戻り出来ず闇を見据え 少しずつ 喘鳴が感覚を殺していくんだ その先から熱を分けてくれないか 君の鼓動を聞かせてくれないか 夜を独りのまま終わらせないために まだいけるだろ あの光に囚われてから 間違って 逸れて すれ違って 見えなくなって 僕の視界は寂寞を愛せる 程平静でなかった 僕は僕を呪っている けど 悔いが刺さったままは痛いし 早く嫌いになりたいと願って 辛酸をなめた時間が 無駄になってしまうから どうか どうか知っていてくれないか 僕の熱を 僕の生きる刹那を 感情を赦して 放って 衝撃で繋ぐ 手を伸ばして 照らして 聞かせてくれ 憧憬が鮮明になっていく 冷えたままの心の臓に 突き刺すような言葉を 僕は知らないけど 口下手で拙い僕の熱が 少しでも届いたんだとしたら嬉しい 感情を赦して 放って 衝撃で繋ぐ 手を伸ばして 照らして 声を上げろ この熱に 僕に 君に 刹那に証明を 証明を