祈りを 遠い国へ 思いが 沈んでいく 目を見て 音のしない 世界で 光が 届くうちは 優しい 君を見てる 弛んだ 線を弾いて 伝える 私の 住んでいたとき 世界は ひとつで ふとした ため息さえ 新しい 止まった時を 眺めている 眠らずに こぼさないで 全て持っている 遅い君 冷たく 短い日を 確かに 繰り返して 深まる 胸の澱と 記憶に 揺られていた 私の 住んでいたとき 世界は ただひとつで 土に 還る頃に 思い出す 止まった時を 眺めている 眠らずに こぼさないで 全て持っている 遅い君 水の底 辿り着く 長くもない 物語が 終わるとき 泡になる 星になる 光になる 遠い国 祈る人 音のしない 世界にも 優しい君 見つめてる 見つめてる 心から
