乾いた街並みに 足音が響き 鐘が鳴る 風が囁く もう戻らないと 影が手招く もう何もないと 光瞬き照らし 声は未来導く ただ前に歩き続けていく 新たな朝迎えるために あの日 呼ぶ君の声 閉ざした扉 叩き続ける あの日 見た空の色 どこまでも黒く 重く覆う もしも 時が戻るなら (もう時は戻らない) 握るその手は離さない もしも 知っていたなら (誰も知るはずはない) どんな言葉をかけていただろう 潤んだ大地に 種を撒く やがて葉が芽吹く 残す足跡ひとつ 季節は巡ってゆく ただ前に歩き続けていく 新たな春迎えるために 今も 呼ぶ君の声 砕けた扉 踏み越えて行け 今は 見ぬ空の果て どこまでも遠く 高く仰ぐ 進め 季節を超えて (もう振り向かなくていい) 伸ばしたこの手 高く掲げ 進め 暗闇の中も (何も知らなくてもいい) 言えずにしまった言葉抱いて もしも また会えるのなら (きっと再び逢える) 握るその手は離さない どうか 僕を照らして (この声で導くよ) 新たな扉を開きに行こう
