零れ落ちた 静かな熱を持った花弁 遠くぼやけていく 褪せた写真のように映る もう泣き役も奪われて 抜け殻の様に 咲かぬ花の様に 纏える色もないからさ ねぇ どうか独りの世界で あなたを想って ただ想って 涙を流して これ以上なんてさ 降り積もることない恋で どうかそばにいて 別れを叶えないで 溶けてく雪は焦がれてる あなたの夢 何もいらないって嘘も 頬を撫でた温い風も とめどなく胸を刺して 絡まるみたいね それでもまた嫌気が差してく 春に夢を見させてしまう さよなら温度と 君の温度は きっと同じで 独り冷え切ってた私は何も 知らなくて こんなにも ああ 悴んでる心が 解けてくあなたを忘れて あなたを想って ただ想って 涙を流して これ以上なんてさ 降り積もることない恋で どうかそばにいて 別れを叶えないで 溶けてく雪は焦がれてる あなたの夢 揺れ落ちる花に恋をして 押し寄せる波に溺れて 月も太陽も季節も私で。