Track by夜桐蒼
掬いきれない滲んだ生活の中で、 霞んでしまった記憶さえ意味を持つ 目を瞑っている、自分を嫌って 隠していたいな、ごめんね忘れて。 季節に毒された想いを背負って 退屈な今日をひとり潰している 毎日でした また呼吸を忘れてしまった 色のない日々にただ終わりを待つ ジオラマのような褪せる 生活の中で、 泳いでいたいよ、そのまま、 何もしらないままで 懐かしい匂いと幕切れ、 春の夜更けにひとり酔う 気にしないでいて。 嘘をつかないでいてよ。