また始まったいつもの お決まりのLINE 淡白な流れ 自分から誘っていつも18分遅れ もう呆れているの 「新しく 出来たあそこのカフェに行きたい」 そう伝えて向かう 道中、途中から分かっていたわ どうせ行かないんでしょ 遠回りしてる 今日は何番地のなんて 店の何番の部屋に入るの? 廊下ですれ違う2人 下を向いた貴女を 目で追いかけてた まるで自分を見る感覚 辞めていた煙草を始め あの頃は幸せ煙だった キスを交わした瞬間 また迷う事は分かってるのに 目が覚めると貴方はいつも居ない 温もりと愛用のライターを残して 行く 私はいつもそれを持って1人部屋を 出るの 朝風が冷たい また1本火を灯す