答えなどはないこの気持ちに 戻せはしない時を重ねて 君はもういないはずのこの街に 23時にとだけ届いたから 心もとない朝を迎えて 今夜は冷え込むとだけニュースを 聞き 君がいたあの頃の匂いはしない 日が暮れるまであのネオンの街まで 明日の話を するつもりはないけどここにいいる 駆け引きはない 「元気そうだね」 他愛もない会話ばかりが 出てきてしまう 思い出に変わっている 掛け合う言葉の中に もう知らない君がいる よそよそしくて 懐かしいあなたの声は 耳をくすぐるから髪をかき 上げていた あなたもねぇ?あなたも? 会いにきた理由を教えてよ 私の目を見て話してよ 来るはずもないって思ってたの 約束は昔のまま 駆け引きはない 「久しぶりだね」 他愛もない 会話ばかりにくすぐられている 思い出になりすぎている 掛け合う言葉たちは戻れないと 言っている 戻れないと知っている 答えなどはないこの気持ちに 戻したりはしない