消えそうで、消えなくて それが僕の泳ぐ理由 吸い込んで、吐き出して 泡になっては弾けるけど 連れ出して夢を見た 冷たくなる声と手先 欠けていく心の淵が 孤独に溶けて溢れだした 僕を覆う影の笑い声が またこだまして 遮られた冬の底でただ願っているよ 消えそうで、消えなくて それが僕の泳ぐ理由 僕を覆う影の笑い声が またこだまして 遮られた冬の底でただ願っているよ 君といつか影を跨ぐ日を夢に見て また一つ理由を見つけては 泳いでみる ぐるぐると同じ数を踏み 懲りずに影を産み落とす ただただ飾りで付いた目や耳なら もう何も当てにしないから 当てになどしない