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クリオキネシス (feat. 初音ミク)

Track byサツキ

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  • 2023.12.13
  • 3:28
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歌詞

凍えそうになる冬の市街地。 白い吐息も、見飽きていた頃。 天華ばかりが映る視界に、 色を与えたあなたの事。 幼少期、朧げな記憶 神様がくれた最悪のギフト 憧れだったあの存在は 現実じゃ、化け物と同じでした。 煌びやかな衣装も相まって この姿が、なんだか皮肉だ 周りの人は私を避けてゆく 気付けば、心まで冷めてしまった こんな能力(ちから)で、 何処かの誰かを救えるのかな。 奇跡なんてなくて、 あるのは魔法だけ 使い魔も、魔女もいない 滑稽な一人芝居。 そんな私のことを、 そっと包んだあなたの手が なんだか、照れ臭く、 泣き出しそうで、 堪らなかったのだ。 転んじゃいそうな冬の市街地、 私の腕を引っ張り走った。 触れるモノ全て、氷に変わるはずの 私の手、なんだか、温かくて。 淡い雪が、街を彩った。 まるでこれが魔法みたいだ。 寒空の下、二人で分け合った 温かいココアの味が甘いよ こんな私も、果たして 幸せになってもいいのかな。 奇跡も、魔法も、 私の醜さも、 本当は、気付いていて、 知らない振りをしたこと、 そんな、貴女のことだ 想像なんて、覆していく ほら、全てを凍らす クリオキネシス。 奇跡なんてなくて、 あなたと私だけ 使い魔も、魔女もいない 二人だけの秘密 そんな私のことを、 そっと包んだあなたの心が なんだか、嬉しくて、 泣き出しそうで、 堪らなかったのだ。 花が芽吹いた春の市街地。 白い吐息も見えなくなった。 あの憧憬はきっと、 神様が与えてくれた 小さな幸福(まほう)でした。

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