夜風に揺れるカーテン越しに ふと感じる君の気配 「おやすみ」って言えない夜が こんなにも長いなんて 二人で並んで歩いた道 今も変わらずそこにあるのに 君の足音だけが どうしても聞こえないんだ 触れられないのに そばにいる 見えないのに 微笑んでる 言葉にできない想いだけが 胸の奥で響いてる 夕暮れ染まる帰り道 「また明日」と言った日々は 当たり前じゃなかったんだね やっと今、気づいたよ 星がまたたく静かな夜 君はどこで見ているの? それでもきっと届くよね この歌が風になるなら 触れられないのに そばにいる 見えないのに 微笑んでる 言葉にできない想いだけが 今もずっと生きている 「おやすみ」ってつぶやいて そっと瞳を閉じたら 君が隣で笑ってる気がした