途切れた、言葉の淵 惑わして、吐息の中 透き通るような その眼差しに怯えて 盲目なままでいて 単純な愛で塞いで 心臓を抉るように 心が疼いて痛むから ぼんやりと揺らぐような 難解な愛で繋いで 表情に隠していた 尽きない謎を抱いて わからないなら、わからないまま 混ざり合って 唐突に声がした、知ってる声だ なんて惨めなんだ 苛立って、いつも独りで、 たった一人で 君に祈るだけ 夕暮れに沈むように 意味もないまま ずぶ濡れの猫のように そこで鳴いていた このまま、不完全なまま 愛してくれるなら 全てを、君が奪って、奪って