土も無いのに種を蒔いて 嘘が咲くの 嫌い 自害 棘が無いから首を刈られ 生き残るのは自裁 口を裂いても羽根を採っても 疎ましいから 辛い 自害 夢を絶ったら 為止す降下す 首だけ私にやらせてみて 非道い 非道いから 頭を切って 弱い可愛い手で脳を掘って 家は偽り 外に降参 比処に成るわ 食わん 知らん 愛も空気も性も演技も 捨ててしまえば 腐乱 今日は今日とて筋を通せば 飢えた凶器が肉を散らす ただ歩いてて ただ唄ってて 時が経って石の下で眠る 光の無い闇に包まれながら 震えて これ見よがしに出来た汁すすって 羨んでも 非道い 非道いから逝くまで抱いて 落ちる其の日迄ゆっくりとやって 手には祝儀を 地にはシューズを 木にはロープを 括り昇る 選べないのは 雲の無い空 不意に目を打つ 哀れ 元に返れば意思の無い肉 溜めた性欲 触れて ハマル 先走ってる 萎えた正義を 振りかざして 針の山で割ける 光の無い闇に包まれながら 震えて これ見よがしに出来た汁すすって 羨んでも 非道い 非道いから 頭を切って 弱い可愛い手で脳を掘って 非道い 非道いから逝くまで抱いて 落ちる其の日迄ゆっくりとやって