特に何かあったワケでもなく、 ただ空だけを見つめていた。 何時死んでも悔いなど無いけれど、 死ぬ理由すら無いと気づくよ。 誰かその手でずっと守れよ。 大事に大事にしてくれよ。 クチバシ開けてランチを待つよ。 くれないのならあんたを食うよ。 僕を不快に思うって事? クズだなんだと罵ってごらん。 さぁ、ここで間違い探しを。 そんな権利も無いと気づけよ。 君は何者だって云うんだよ。 歯車ですらない筈でしょう? ほら堅い握手交わそうよ。 今流行りのスタイルで行こう。 下を向いて、嘲笑って、安堵したいな。 素顔なんて晒け出さないで。 やがて許せる日まで仮面で隠せ。 自分だけが醜い自分も可愛がれるから。 偽りの正義盾にして。 御涙頂戴の生い立ちも、 ひけらかしてるストイックさも、 何のタメにもならないんですよ。 そんな馬鹿やれないと気づけよ。 「磨けば君はきっと光るよ。」 「チャンスは誰にだって来るでしょ?」 「泣き虫は上ばっか見るけど、 落ちてるモノをギュッと掴めよ。」 下を向いて、嘲笑って、安堵したいな。 薄汚れた気持ち、僕に漏らしているじゃない。 素顔なんて晒け出さないで。 やがて許せる日まで仮面で隠せ。 自分だけが醜い自分も可愛がれるから。 偽りの正義盾にして。 思い込んで、嘘で固めて。 やがて本当になるまで仮面で隠せ。守れ。 自分だけが醜い自分を救い出せるから。 偽りの正義盾にして。 特に何かあったワケでもなく、 ただ空だけを見つめていた。 何時死んでも悔いなど無いけれど、 死ねない理由ばっか増えるよ。 僕がこの手でずっと守るよ。 大事に大事にしてやるよ。 クチバシ開けてランチを待てよ。 次はあんたが与える番だよ。