Track byNo Fun
遠浅の湖岸 裸足の二人 答え合わすように笑っていたが やがて来る別れの朝を風波に数えて いた 二、三ヶ月がして肌寒い 旅の終わりの表通りは まるで花瓶のように静かで 言葉さえいらない 一晩中を走り終え 瞳の奥で夢を見ていた 生まれた町さえ遠く知らない場所に 思えた 夢がそうさせた 涙は一度も 一度も まだ行ける? なぜ進む? 一人にしてくれ 一人にしないでくれ