透き通った 数ミリのヴェール 隔たれ 揺られる 私は 綺麗なままで "永遠"なんて言葉は 都合のいい嘘つきだ 飽きられるその日まで 知らないふり演じて 騙し騙され 生きてるんだ 静かに息を潜め続けて 沈んでいくような Losing myself in the maze どれだけ綺麗に咲き続けたって そのガラスに 囚われてるんだ ひらひら花 舞い散り 鮮やかに溶けてゆく 儚いほど綺麗だ 私の生命に重ねる ハーバリウム 最後には 何を問おう? "理想"という甘い蜜は 手にすれば溺れてゆく 甘美な誘惑に 大事なこと忘れて 過ぎさる季節のように Without noting ただただ綺麗に取り繕ったって 色褪せてく 何も出来なくて ゆらゆら 花浮かべて 散る花かき集めて "儚きもの" と呼んだ 狭い世界はいつも 嘲笑うんだ 哀しみの美しさを いつか消えてしまうだろう それでもただ綺麗に 絶えず咲き続けて 残したいの 生きた証を ああ ひらひら花 舞い散り 鮮やかに溶けてゆく 儚いほど綺麗だ 私の生命に重ねる ハーバリウム 最後は輝いて 儚き色 永遠に刻みつけて