瞳に映らざるモノを信じるのか? 肌と肌で感ずる熱を求むのか? この世に生きとし生けるモノを 綺麗な言葉でカワシテ 華と水面に揺蕩う心だけしか 信じられない清く薄情な現世で 何故僕らは人ならざるモノと 違うんだと云えるのだろう? 迷えど違えど求める絆 人間の戯言や例えだとしても あやかす時代と機れなきサクラ 廻れ廻れ 心に嘘をつくモノを信じるのか? アナタは確かにそこに 在るというのに いずれは散りゆくサクラのように 高く高く舞うのだろう 迷えど違えど求める絆 人間で無きモノも心があるんだと 身を隠す時代で健無き言葉 芽生え誓え 迷えど違えど求める絆 人間の戯言や例えだとしても 身を隠す時代で織れなき言葉 廻れ廻れ サクラ舞ひ散りぬるを 定めだと調ふのならば この白き世界にも 鳴呼色づく過ぎ往く刻へと