窓に切り取られた 四角い青空は なんだかつまらないというの 僕に聞かせて 君が見た風景を 海と虹と芝生の色を 昔 この地球は 緑に 囲まれていた 人は 子供達を 育てて 暮していた ベッドの上で退屈な午後を 楽しむ君の明るさが悲しい 細い声で 歌うように 泣いてもいいのに 僕は伝えたい 誰かに話したい 君を愛したこの事実を ♪~ 空が金色に 燃えあがるたびに 幾つの命が消えただろう 君が信じていた 自由の楽園は 心の中にしか なかった 昔 母の背中で 聞いたララバイも 忘れてしまった 人は それぞれの手に 武器まで 選んでしまった 君の体を削り取ったのは 誰が仕組んだ欲望の罠か くりかえす 争いの渦に 呑み込まれていた 僕は叫びたい 湧きあがる怒りを どこへぶつければ いいのだろう ♪…