新しい歌を届けたいから 降り止まない雨は ないのだから 埃(ほこり)かぶった 小さな部屋 で 新しい歌が息をする 南の島の透き通った海と暖かい風が 育んだ 朝日がやがて顔を出す頃に 懐かし いこの場所を出て行こう 重い荷物は置いていこう 履き慣れ た古い靴は脱ぎ捨てて 星降る丘 優しい声 あなたのいる 場所 忘れない いつだって 何もかも 新しい歌を届けたいから 降り止ま ない雨は ないのだから 太陽の当たる場所で 悲しい歌はい らない 旅立とう カバン1つで 変わらないものが そこに あるか ら 何もかも ずっとそのままで 暖かい歌を 聴かせたいんだ 少し 早い春の訪れのように 曲がりくねった 暗い道かもね 選 んだ道の先に 何が待つ? 今は何も 分からないけれど あな たへ この道は続いているかな もし あなたが 側に居てくれたと したら この弱い心を たしなめて 振り向かないで 恐れなくていい ひとりじゃないから 大丈夫 「準備はできたかい?」 声が聞こえた! 始めよう夢の続き を 新しい歌を 届けたいから 降り止 まない雨は ないのだから 太陽の当たる場所で 悲しい歌はい らない 旅立とう カバン1つで