朝、目が覚めたら 何も知らなかったあの頃に 戻れる気がして 一人眠りについたんだ その夢は御伽話のように 僕の心を時間と共に 満たしていく 本当はもう眠くないけど 目覚めてしまう事が怖くて もしもなんて 意味がないのに また考えても ずっとだって やっとだって 言い聞かせてきた まだ見えない 理さえも 奪うから 引き返せないことなんて 分かっていたんだ 朝、目が覚めたら 何も知らなかったあの頃に 戻れるかなんて 馬鹿馬鹿しいよな 大人になる前に 沢山の想いを詰めて 夢が終わる前に 何もかも捨てようとした だけど今を諦めきれないから 光の射す先の向こうへ 思い出して 取り残して また失っても 犠牲だって 空虚だって 思いたくはない まだ見えない 余熱さえも 奪うから 間違いじゃない事なんて 分からないよ 分からないよ いつまでも 変われないから もしもなんて 意味がないなら 今約束しよう 理想だって 希望だって もう隠さないと まだ見えない 灯火さえも 奪うから 思い出して 取り残して また失っても 犠牲だって 空虚だって 思いたくはないから 叶えられない事なんて 何一つないよ