あっという間の空虚 裂けた心に触れて欲しい わたしの代わりだらけの世界は もう嫌だ Plasticな記憶に囚われて Dramaticに憧れて天使を恨む わたし何もかもが足りなくって 不完全なの 使い捨ての体は愛されなくて 誰でもいいのわたしの目を見つめて 欲しいの それは所詮夢物語 喜劇も悲劇もいらない 独り占めじゃなくてもいい 涙は溢れてきて ぼやけた視界に逃亡する わたし何もかもが足りなくって 不完全なの 秘密の無い体は果てなくつまらない 誰かの影にいることさえも 許されなくて 思い馳せた空へ旅立つ 試作品の一つでしかないわたしは 何番目かもわからない自分を 愛せない 綺麗で完成された 人間に生まれたかった でももうそんな願いは叶わない やけに風通しのいい無色の部屋から 飛ばした一つの紙飛行機が 私が存在してもいい世界に 辿り着くことができたら もうさよならをしよう やっと鐘が鳴って空は沈んで呼吸が 止まる ねえ何もかもが足りなくって 不完全でしょ? 使い捨ての体だから愛さないで 誰でもいいの わたしじゃなくても変わらないよ 祝福のない命が消える 次はわたしに夢を見せて