次の夜明けまで待てない 髪を揺らす風が心をざわつかせる 鋭い言葉も、このじょうねつには かなわない 街の灯りが、 ふたりの影を映している この古い街並みに刻まれた夢 たいくつだった日々があなたの声で 変わる 触れた指先がしたを描き始め 夜の静けさにふたりの 秘密かくしてゆく あなたがいない夜は寂しさが忍び 寄る 忘れられない、その笑顔も温もりも 私が失くした全てが、 胸の中でまだ燃えている ふたりの愛のメロディーが 夜空に響く この街のかたすみで、 ふたり影を寄せ合い 誰も知らないカルマニョールを踊る 選ばれた運命なんていらない ただあなたといられる 場所があればいい 人生は甘く切ない偶然 触れた瞬間に全てが変わる あなたと出会い、 忘れていた心を取り戻す 私をあなたの「運命」と呼んで 鍵はふたりの手の中にある そっと触れるだけで扉が開く 隠された真実も、 夜の静けさに溶けていく 明日への地図を描きながら、 手を取り合う あなたがいない夜は孤独が忍び寄る でもこの想いは消えない、 まだ胸の中で燃えている ふたりで見つけた愛の形が 夜空にひろがり、 星明かりのメロディーになる 夜の終わりに残るのは、 ふたりのよいんだけ 言葉はいらない、 この想いは全て心で伝える 夜明けを待ちながら、 そっとよりそうふたり