Track by井戸健人
遠くを眺めてる 街はとっくに僕を忘れたような 表情を見せる 沢山の孤独と気象図の不均等 世界の不備 この頃の朝の空気はよく澄んで あの頃の雨の匂いは消えていた 歳をとる毎に徐々に取り戻した 自分自身を 遠く記憶の中 君は陽気に時を 忘れたように氷上をすべる 紙袋のドーナッツ 果物の匂いや水蒸気の掠れる音 遠くを眺めてる 街はとっくに僕を忘れたような 表情を見せる