勘違いかもしんないと 浮かぶ助け舟 晴れた顔で送れない まだ途中だろ 息を忘れて苦しく グラスの水が溢れてく “さよなら,ありがとう”も言えず テリトリー外れへ離れていく 肌触りが残って消えず 理性と欲が対峙をする 汗と液と何かとで濡れたベット 乾いてく 完璧な空が落とした 君と会えたけどもうそれも失った 知ってたふり勝手な憶測 すすり泣いたような顔が最後だった 夜 互いむきになって譲ろうとせずに 掴んだ手もすっと離してしまう 何もない声と裏腹に 揺れた心ずっと重くはっとしては 遅くて “さよなら,ありがとう”も言えず 泡沫の未来が崩れている 肌触りが残って消えず 裸の君が残って消えず 愛した 強く激しく愛した ガラスの日々はもう来ない 順番通り 回ってこない予想にない人の出会い 計算なんかじゃ通じない"温もり" そんな時が過ぎた ガラスのひびに急いで貼った テープも剥がれ形崩した 欠片残して静かに去った