拝啓アルバイト様

歌詞

私はあなたに感謝しています 労う気持ちで歌っています 私が生きていられるのは あなたがいたおかげですから もう七年にもなりますか? こうも長い時間を過ごすとは はじめて会った日付は 覚えていませんが 二月の冬でした その内 当時は正直 大学卒業式まで そのつもり 初め出会ったの夏だったら すぐに終わってたはずだったな 歩くことが苦じゃない私 共同作業に向かない私 私はあなたに? 分かりませんが あなたは私に合っていました 出来る限り会いました 週七で会う時もありました そりゃあ 疲れはしましたが しかしまた 会いたくなりました 彼女と別れた翌日も ボロボロの心であなたに会った 雨に打たれた日もあった 出来る限り安い傘を買った あなたは俺をいろんな街 行ったことのない場所に 連れてくれた 地図まで用意してくれ 昼ラーメンが多かったね 「連れ回したお礼にどうぞ」 プレゼントくれた毎週木曜 月一でも十分なのに お陰で0を見たことがない だんだん忙しくなって 会うのも週二週三が多くなってさ それでも文句の一つも言わず 表札消さずに俺を待ってた 「会いたい」と言うと 「わかった」って言う 「会えない」と言うと 「わかった」って言う ○×がまんま○×になんだ そこ一番感謝していたんだ 今日はお前にお別れを 言いに来たんだよ 「別れよう」 したろ? ライブ休止の話を それはさ 作詞の本格始動 お前に会ってちゃダメなんだ くれるプレゼントで食えるから 一瞬一瞬 日数 変えるは日給でなく リリックにする 俺はそいつを仕事と呼んだ 仕事は片手間じゃ出来んもんだ 収入バイトで売れるまでじゃ 堂々巡りで夢廃れんだ “お前がいない二三日”は 最近でも経験してるけど “お前がいない毎日”は もう七年も経験していないから あるいはどんな毎日か? 悪いが少しわくわくしてる 「会いたい」と思わないことが 恩返しになるって信じてるから この言葉贈るのは何人目? 「お前に出会えてよかったよ」 忘れるかってよ 安心せい 縦ポストを憎み 団地を愛す 大切なものが俺の人生を通り過ぎる いや 大切なものにあふれた 人生の中を俺は突き進む じゃあ またな