正直に白状すると この中で生きている事に少し慣れ 始めて来ているんだ。 それはとても恥ずべき心情だと 理性では分かっているのだが どうにも、何もかもが無駄で、 無力に思えてきて。 果てしなく 広がっている様に見える、 この白い世界は、 いつの間にか 僕らの信念というやつまで 凍らせてしまっているのかもしれな い。 左目の虹彩 忘れられた郵便受け 大事にしていた記憶 広がる銀世界 朽ち果てた表層に見る夢は 決して救われるはずは無かった 一人の男、うらびれた日 ただただ耐えようってどうしようも 無く心酔、 陶酔した狂騒曲の法則は 我らの行動を指し示す希望 いつまでいるんだ、 いつまでこんな事繰り返し続ければ 気が済むって言うんだ COLD ARMS 昨夜、もう誰もが寝静まった深夜。 こっそりと一人、 外に出てみたんだ。 禁止されている事は 分かっていたけど、 好奇心ってヤツさ。 そこはまるで別世界で、 忘れていたモノを見つけられた 気がしたんだ。 だから、ただただ歩き続けたんだ。 左目の虹彩 忘れられた郵便受け 大事にしていたアレ 広がる銀世界 朽ち果てた表層に見る夢は 決して救われるはずは無かった 一人の男、うらびれた日 ただただ耐えようってどうしようも 無く心酔、 陶酔した狂騒曲の法則は 我らの行動を指し示す希望 いつまでいるんだ、 いつまでこんな事繰り返し続ければ 気が済むって言うんだ COLD ARMS きっと、 もうそこまで来ていると 思えたんだ。 もう、ほんのすぐそこまで。