花を摘んで 曇り空 角を曲がるまで手を振る 手のひらで捜せない しおり挟んだ夢を見る それから 便りも電話も何も寄越さない 街を往く水鳥の生き様よ いつの日か会いに来た 約束なんてしなくても 「ち・よ・こ・れ・え・と」 見下ろせば 小さくなった君がいた それから ミルク 苦い珈琲に入れるとき 同じこと 思い出す 其々に あたためてた言葉 口にすれば消えて 山が笑うのを見たよ 晴れていた 狐の嫁入り 離れ離れになって 別にいい 手を離したって 今更 同じだ! 透明な風 ひゅるり もしもし 聴こえました 目にゴミが入っちゃったって さようなら 必ずまた会おう それから