真夜中のクラブ・ゲットーで その計画は始まる。 白い街灯の光だけを 頼りにしてに密かに集まった。 スラムみたいなこの街では 明日なんて頼りにしちゃいけない。 そうして僕たちは大人を知った。 傷をごまかして 大声で歌っていよう。 とっくのとうに過ぎた終列車。 自由の保障なんて 誰がしてくれんだ? 嘘ばっかりの大通りで 消えていくSOS。 僕らただ逃げる場所を 探してただけだっていうのに。 何も知らぬまま何も得ぬまま 朝が来るのに怯えていたんだ。 そうして僕たちは大人を知った。 傷をごまかして 大声で歌っていよう。 とっくのとうに過ぎた終列車。 自由の保障なんて 誰がしてくれんだ?