靴の先から広がる波が 虹をぼんやりと溶かしていく間 風が遠くから音色を乗せて この街を包み込もうとしていた! 放つ音はやがて空を晴らす 銃声も叫びも 掻き消して歌う 交わす音はやがて傷を癒す 愛する誰かを 想う終わらない唄 ラララ 聴こえているなら 手を叩いて ラララ 未だ見ぬあなたへ 終わらない唄 昔々を生きた誰かの 物語の続きを書いているの? そんな世界なら今日に亡ぶよ! 僕は僕だけの行間を行く 放つ音はやがて雨を降らす 涙も血の跡も 流すように歌う 交わす音はやがて人を繋ぐ 愚かなひとりが 歌う終わらない唄 放つ音はやがて空を晴らす 銃声も叫びも 掻き消して歌う 灰の森も朽ち果てた戦車も 愛する誰かへ 歌う終わらない唄 ラララ 聴こえているなら 手を叩いて ラララ 未だ見ぬ明日へ 終わらない唄 ラララ 聴こえているなら 手を叩いて ラララ 未だ見ぬあなたへ 終わらない唄