献身的な若者の拝命は終わりに差し 掛かった 君の部屋の外で みんなが手を合わせて物静かなこと 白熱灯が消えた後に 哀しみの水たまりができた 肩を落として慰め合う 忘れ物だけがこころにある ぼやけた輪郭を手繰り寄せても 乾かない掌は指を滑らせて 落として壊してしまう いつかは重なるように 言葉を集めて君に渡そう それだけで忘れはしない 眠った顔が今にも笑いそうで 「僕もバンドを始めたんだ もう何年も遅れてしまったね そこで僕は好きな曲が出来たんだ 棺に入れておくね」 いつかは重なるように 言葉を集めて君に渡そう それだけで忘れはしない 眠った顔が今にも笑いそうで 「僕もバンドを始めたんだ もう何年も遅れてしまったね そこで僕は好きな曲が出来たんだ 棺に入れておくね」