呼吸を止める透明な その瞳が嫌いだ 枯れないまま 色褪せて せめて君にもどかしさを 躊躇いから何秒? 嘘をついて慰めて わかり得ない ガラス越しの仕草 曇って 誰かをまた 知って 忘れたって あの日の朝にまた 帰れない 夢現な歌でまた 夏を憂いて 静寂から溶け出した 曖昧さが嫌いだ 映画にして閉じ込めて 秘密だけが煌めくなら 核心までいかない 互いに 窓の外へ 逃す 国道を走ってゆく 信号にざわめく もう美しくなんて ならないでと願った どうしてもみえない 同じ明日さえ 季節 香り 残したまま 眠れない どうしようもない夜が来て その瞳に恋した 酔覚ましに彩りを 失えたら 二度と… 静寂まで巻き戻す 不公平なキスは 枯れないまま色褪せて せめて君にもどかしさを