誰も知らない風の進路は 陰影を揺らしどこまで? わからないまま見つけたいだけ 捨てられやしないよ このままじゃ 繋いだ手と手をはなして さよならで染まる夜明けが 希薄な地図は捨てたら まだ頼りない景色に 微かな灯を 探してる 時の在り処を誰も知らない 踊らされたなら会えない どこかで君が僕を呼んでいる 忘れないでいて あの日を もう一度 手と手を繋いで 伝い溢れてく弱さを 抱き寄せて ちゃんと認めて 今 砂漠の上に立ち 確かな温度を知ってゆく 風の行方を誰も知らない 追いかけてもまだ見えない 次の旅路が僕を待っている 忘れたくないんだ ずっと 準備を終えたって 無防備なままで あの日の痛みが 道標 それでいいんだ 風の行方は? 僕の旅路は? 君がいるなら 君がいるなら 君がいるから 僕はきっと 遠くへ飛べる 果てない風を 追いかけてく